邪魔なのはどっち?みんなで使う道路とルール

 皇居ランナーの増加に伴い、皇居周辺では「歩行者」「ランナー」「自転車」による接触などのトラブルがたいへん大きな問題となっています。
 

 過密状態ともいわれる皇居周辺、お互いに邪魔だと感じてしまうのも無理はありませんが、皇居周辺の道路はみんなで使う「公道」です。自分だけのものではなく、みんなで使うものには必ず「ルール」が必要となります。

 

 そこで、千代田区観光協会などの協力のもと、周辺施設で結成された「皇居周辺ランナーサポート施設等連絡会」から「皇居ランナーマナー“10”の宣言!」が作成されました。

  1. 左側走行を心掛けます。
  2. 狭いところは一列で。追い抜きは避けます。
  3. できるだけ反時計回りで、逆走は控えます。
  4. 混雑時はタイムにこだわらず、常にゆとりあるペースを心掛けます。
  5. 追い抜き・追い越しの際の「声かけ」を心がけます。
  6. グループ走は広がらず、大集団にならないよう工夫します。
  7. クールダウン、集団での立ち話、そぞろ歩きで歩道を塞ぎません。
  8. 音楽プレーヤーのボリュームは控えます。
  9. ごみは必ず持ち帰ります。
  10. いつでも思いやりのこころを持って走ります。

 みんなで使う物や場所で、定められたマナーやルールを守ること、そしてなによりもお互いに理解し合うことができれば、多くのトラブルは解決へと向かっていくはずです。

 区などは年内中に改善案をまとめる方針とのことなので、詳しいことがわかりしだい、サイト上でもお知らせ致します。

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