水泳の北島康介選手です。

2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得されたときの、「ちょー気持ちいい!」は、私の記憶に強く刻まれています。

私は高校生だったのですが、体育祭の応援ときにも多用されるなど、その年の流行語だったことが、彼が記憶に残っている理由なのかもしれません。

水泳選手でこれほど大きく取り上げられるのは、一流の証なのだと思います。団体でも、個人でも、大活躍されていて、水泳を習っている子供たちの憧れの的になったことはいうまでもありません。長年にわたって上位にランクインしていて、その情熱と努力は尊敬に値します。

その後も金メダルを連続して獲得し、北京オリンピックの際は、中国でも大きく取り上げられていましたね。大会に出場するたびに大きな期待と注目を浴びるのはきっとプレッシャーがあるだろうに、堂々とした泳ぎをされて、精神的にも強い選手なのでしょうね。

東京オリンピックは7年後ですが、北島選手には、選手でなくとも何らかの形で携わって、大会を盛り上げてほしいです。

私の一番心に残っている夏季五輪の選手と言えば、やはりカールルイスですね。それも、ベンジョンソンと争った五輪の時が一番印象に残っています。

今から二十五年前、二人は五輪の陸上100mの決勝で死闘を演じ、結果はベンジョンソンの世界記録での圧勝でした。

しかしその後のドーピング検査でベンジョンソンは陽性となり、金メダルはカールルイスの手に渡ったのです。

もともと陸上の中でも短距離走が一番好きでいつも見慣れていた私も、この時の二人の戦いだけは興奮を抑えきれず、世界記録が決まった時には自分のことのように騒いでいたのを覚えています。

その後のドーピングの結果も本当に予想外で、そのことを含めて印象が強まったというのも多分あるかと思います。

その後も短距離の記録は破られ続け、今でははるかに速いタイムになってしまいましたが、あの時のレースだけは忘れることが出来ません。

カールルイスはレースだけでなくそれ以外の場所でも人間味あふれるキャラクターで人気がありました。そのうちキャスターとしての解説など聞いてみたい気もします。

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